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犬のしつけ・トイレトレーニング

トイレトレーニングに必要なもの

■犬用トイレ
子犬のうちは段差が低めのもののほうがベスト。場合によっては段差を嫌がることがあります。

■少し広めのサークル
写真のように、寝場所とトイレとが区切れるタイプのものだと、トイレの場所をより意識しやすくなるのでお勧めです。必ずしも必要というわけではありませんが、屋根付きであれば、子犬の飛び出しを予防もできるのでなおいいのではないでしょうか。

■トイレシート
オシッコで濡れたままだったりすると、トイレをすること自体を嫌がることがありますので、吸水性の高いシートを選びたいものです。シートの端からもれないか、逆戻りがないか、チェックするようにしましょう。いろいろなメーカーのものを試してみて、納得できるものを見つけてください。シートが滑ってしまってトイレをしたがらないということもありますが、そんな時にはテープなどでシートを動かないように止めてしまいます。

■消臭剤
トイレトレーニングには失敗・粗相がつきもの。匂いが残っていると、また同じところに粗相をしてしまうことがあります。しっかり匂いが消せて、安全なものを用意しておきましょう。

■防水シート、新聞紙など
その他、必要に応じて防水シートや新聞紙、タオルなどを用意してください。

 

トイレトレーニングをする際には、ポイントとなることがいくつかあります。

  • 最大のポイントは、できるだけ失敗をさせないこと。それが一番の早道です
  • トイレをしそうなタイミングを見逃さない。うまくトイレに誘導することで、失敗を極力少なくできます
  • 上手にできたら、十分に褒めてあげる
  • 失敗をしても叱らない。そういう時には、だまってさっさと片付けましょう。消臭剤などを使って、匂いもなるべく残らないようにしておきます。掃除をする間、犬はその場所から少し遠ざけおいたほうがいいと思います
  • トイレシートは汚れたまま放置しない。ある程度こまめに取り替えること

 

トイレシートを「トイレ」と覚えさせる最初の段階では、場合によってはトイレトレーを使わず、トイレシートだけでトレーニングをしても大丈夫です。前にも書きましたが、トイレトレーの段差を嫌がることもあります。

トイレトレーを使うにしろ、使わないにしろ、サークルの中の全面にトイレシートを敷いておきます。そうすることで、極力失敗を防止できるのと、トイレシート自体をトイレと覚えさせることができます。

トイレシートにオシッコやウンチをすればいいんだと覚えてくれれば、旅行などお出かけの時にも、トイレシートを持ち歩くことで、どこでもトイレができるようになって便利です。

タイミングよくトイレに誘導する子犬がトイレをしそうな素振りを見せたら(くるくる回って、床の匂いを嗅いだりし始めます)、トイレに誘導してあげてください。この時、自分の脚でトイレに向かうように誘導できると、よりトイレの場所を意識しやすくなるのですが、それを待っているうちにトイレ以外の場所で用を足してしまうこともありますから、ダッコをしてトイレの上に下ろしてもかまいません。ただし、抱かれたことやお腹を刺激されたことでトイレを我慢してしまうような神経質なタイプの子もいますので、様子を見てください。とにかく、できるだけ早くオシッコやウンチをしたがっていることに気づいてあげることです。

上手にできたら褒める上手にできたらたくさん褒めてあげましょう。飼い主さんが褒め上手だと、犬もそれだけ早くいろいろなことを覚えてくれるものです。

トイレの合図となるコマンドを覚えさせる犬がトイレをしている最中は、黙ってじっと見ているよりも、「シーシー」とか「オシッコは?」などの言葉を決めて、声掛けをしてあげるといいですね。そうすると、その言葉とトイレとが結びつき、次第に「シーシーは?」という言葉に反応してトイレに行ったり、用を足してくれるようになるので、こういった言葉は覚えさせてあげるのがお勧めです。

神経質になり過ぎないトイレをしている最中というのは、犬にしてみれば無防備な状態です。そばでじ~っと見られていることが気になったり、体に触れられることを嫌がる子も中にはいますので、愛犬の性格を見て、適度に観察できる距離をつくってあげてください。

少しずつトイレシートを敷く範囲を狭めていくトイレシートを敷く広さにもよりますが、トイレをするにも、その子によって好みの場所というのがあったりします。様子を見ながら、トイレをしそうもない場所に敷いたトイレシートは少しずつ取っていき、段々とトイレの場所を狭くしていきます。小型犬であれば、最終的にトイレシート1枚分くらいあれば充分でしょう。

サークルから出して遊ばせる時には、狭い範囲から子犬をサークルから出して部屋の中で遊ばせる時には、最初の段階ではサークルに近い場所で遊ばせるようにし、徐々にその範囲を広くしていきます。というのは、最初から広い範囲で遊ばせてしまうと、いざトイレに行きたくなった時、子犬にはトイレまで行くつもりはあっても間に合わずに違う場所でしてしまうこともあるからです。

こうした失敗をさせないためにも、最初は狭い範囲から遊ばせるようにしたほうがトイレを確実に覚えてくれると思います。

トイレを覚えたら好みの場所へ移動トイレを確実に覚えたなら、トイレをもっと適切な場所へ移動することも可能です。その場合には、目的の場所まで少しずつずらしていくようにします。最初、居間に設置してあったトイレを、お客さんの目には触れないような場所に移動するのもいいでしょう。

排泄には生理現象以外の意味もある最後に、犬が排泄をするのは、ただの生理現象だけであるとは限らないというお話をしたいと思います。病気が隠れていたり、精神的な問題が影響したりしていることもありますので、排泄の回数や様子はよく観察し、何かおかしいと感じた時には動物病院で診察を受ける、専門家にアドバイスを求めるなど対処するようにしましょう。

ちなみに、犬が排泄をする時には、以下のようなものがあります。

生理現象 
マーキング 
病気の影響(オシッコが出にくい、量や回数が多い、おもらしをする、など) 
興奮したり、緊張した時 
飼い主の気を引きたい時 

排泄は一生に渡って毎日続くものです。できるだけポイントを抑えて、犬も飼い主も気持ちよくトレーニングを重ねたいですね。